MoB会Vol.9 新年MoB会レポート
お久しぶりです。MoB会レポートのお時間です。
九回目となる今回は、前回の五十人超えがなかったかのように、参加者十五人ほどの落ち着いたゲーム会となりました。
主催としては、このくらいが丁度いいような気もしますね。
女性参加者もちょいちょい来てくださっていて、今回は三名お越しくださっていました。
男だらけのゲーム会では、女性の新規さんが入りづらいと思うので、とてもありがたい事です。
女性ゲーマーがもっと増えてくれると嬉しいですね。
今回のMoB会は比較的ゲーマーの方が多めだったので、戦略性がそれなりに高いドイツゲームが動いていたように思います。
私が立てた&参加したゲームは……、
・イスファハン
・卑怯なコウモリ
・ささいさんのオリジナルゲーム
・ヘルベチア
・サンティアーゴデクーバ
イスファハンは最近お気に入りのゲームです。
商店が並ぶ町並みと、ラクダのキャラバン隊の二つのボードに商品コマを置いていき、点数を獲得していくというゲームです。1ラウンドがゲーム上では一週間となっており、一日一回の行動を七回(七日分)やるとラウンドが一つ終わります。それを三回繰り返して終了なので、収束性も非常に優れています。
そしてプレイヤー達が行う「行動」は、なんと毎回変動します。
まずスタートプレイヤーがダイスを八個振って、その出た目によって選択できる行動が決まるのです。ダイスを出た目で分け、行動ボードに置いていき、スタートプレイヤーからそのダイスを取って行動していきます。
さりげなく、ワーカープレイスメントと呼ばれるシステムでもあったりします。なのでどの行動を選択するのかが、他のプレイヤーに大きな影響を与えます。
その他にも色々な面白いシステムがあるのですが、まあそれは割愛しておきます。
ぜひ一度やってみて欲しいゲームですね。
そして卑怯なコウモリ。これは同人ゲームで、ケモノとトリとコウモリ、三種類のカードを一枚ずつ出していって勝敗を決めるゲームです。
すごく簡単なシステムで、少々ゲーム性に物足りなさが出そうなのですが……、そこを「裏向きでカードを出しても良い」というブラフ要素を加える事により、とても良い感じのブラフゲームに仕立てられています。
個人的には初心者さんにオススメして、ゲームで嘘をつく楽しみというのを知ってもらいたい所ですね。
ささいさんのオリジナルゲームは……まあ、あえて詳細は書きません。
ただ、かなりの仕上がりである事は、悔しいながらも認めざるを得ません。
ゲームマーケットで売られるようになったら普通に買うと思います。
良いゲームでした。
そしてヘルベチア。最大の失態でした。ルールミスです。
一番間違ってはいけない得点計算の部分で大きな誤解がありました。
得点は累積するのではなく、得点計算時に毎回その時々の点数を数えるという形式でした。
間違ったルールでプレイさせてしまった方々、すみませんでした。
リベンジとして、参加者のお一人にさそっていただいた桃谷のゆとり空間にて、今週の土曜日にヘルベチアを立てる予定です。
サンティアーゴデクーバ。
これはボードゲーム研究室!でも取り上げたりしていた「ロンデルシステム」と呼ばれるシステムを採用しています。
円状に続く町並みの出発点と終着点が港になっており、その港に辿り着く度に持っている商品を船に積み込んで、点数を獲得するというゲームです。
その町並みをぐるぐる回っていき、その止まるところによってできる行動が決まっていきます。
シンプルにまとまっていながら奥深さがある、とても良いゲームでした。
さて、その他にも私が確認した限りでは
・コロレット
・シラ
・シャドウハンターズ
・カタン
・うんこなげ(としきりに聞こえてきていたゲーム)
などが動いていました。
珍しく「レジスタンス」が立ちませんでしたが、代わりに「シャドウハンターズ」が立っていましたね。
レジスタンスは前回でイヤと言うほど立ったので、こういう日があるのも良いかもしれません。
参加してくださった皆様、ありがとうございました。
次回は記念すべきMoB会のVol.10と言うことで、何かやろうかなと思っています。
今のところ考えているのは、
・Radio Board Gamer!で「髑髏と薔薇」のプレイ音声を流すための録音。
・参加者の皆様からのショートメッセージをいくつかいただいて、Radio Board Gamer!で流す。
などなど。
せっかくラジオをやっているので、絡めていけたらなーと思ってます。
そんな次回のMoB会は、2月26日(日)となっております。
皆様、奮ってご参加くださいませ。
以上、MoB会レポートでした。